わめくねごともじ

美容師辞めたいから辞めたへ。過去を棚卸し、空をアウトプットして私を絞り切るブログ。何か見えてくるかな?

笑顔の呪いから解き放たれる時

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ヘアサロン辞めることにしました!

「今出てるシフトで辞めていい?」と家族に話したら驚いていた。その驚きの訳は、4年半の間ではじめて発した『辞めたい』だったからです。SNSでは『辞めたいなー』と言っていましたが、口で発したのは今回がはじめて。家族は首を縦に振り「前向きな時に辞めたほうがいいしな」と。

 

私、生まれつき左耳が聞こえないのですが、これがまた見かけは普通なだけに厄介なもので。お客様の声がたまに聞こえなかったり、逆に聞こうとするあまり、聞き逃してはいけないと変な体勢になっちゃうんですよね。だから、よく思われない時もあるし、それでいながら時間内に終わらせなければいけない感で、誤解を生んだまま終わることもしばし。今回のクレームもそこからの切り過ぎが原因です。障がい児も少なくない来店で、神経はかなり使います。背後からお母様に話しかけられても気付かないことがあり。小さな声で話しかけられているからなのか私の感覚なのか。片耳難聴は厄介。気圧の変化で聞こえる右耳も詰まるし。クレームの日は台風だったね。障がいがある子、(パターンによりけり)不意打ちで、ハサミをシザーケースから抜き取っちゃうことがある。キラキラしてて珍しいからかな?うちらは構わないけど、自分自身を傷つけてしまったら取り返しがつかないのでね!今は、抜き取られそうになっても、グッと腹を凹ませ『おっととセーフー』などと言いながら避けるのは得意(?)になりました。『危ない!』みたいな言い方は余計に反応して危ないと思うのでね。

 

と、話は逸れたが、私、美容師辞めます。

吹っ切れたように清々しい。はじめてだこの感覚。そう思った日、次男にもちょっとした奇跡があって。あれ?これはもう!と前向きな退職です。美容師は、サロン5年以内の離職率が80%というデーターがあるらしいが、私もしかりw ホント、美容師って一生の仕事にならない。と言ってしまうと反論されるけど、結婚して子供産んでブランク空いて復帰して、そう簡単にはいかないもの。退社時刻から逆算してパーマやらカラーやら入客、矯正なんて(ヾノ・∀・`)ムリムリ ママ美容師なんて響き、一握りしか上手くいってないよ現実は。指名のお客様ぎっしり入ってる日に子供がまさかの発熱→自分以外に見てくれる人がいない!→休むしかない→お客様にお断りの電話しまくる→だんだん顧客フェードアウト→申し訳ないなの罪悪感からやっぱり美容師辞めようかな こんなパターンも経験したし、周りにもこんなママ美容師いる。で、泣く泣く千円カットで働くしかないと流れた人も。自分の技術にプライドがものすごく高い人は、『千円カットだけには行きたくない(働きたくない)』と思う傾向あり。

 

七五三シーズンだけ、写真館で働く予定。2か月に1回、とあるホールでカット講師してるのだけど、この継続はまだ悩み中。美容師やめて講師だけするのも何か参加者に失礼だと。その後の職は、2カ所キープ中。

 

仕事辞めるのに、何が1番怖くて辞めにくいかって…

 

みんなからの寄せ書き

 

4年半の通知表みたいで耐えれない!

うちのサロンは絶対にこの『本人にバレない寄せ書き』やるから。他の店舗の退職者の寄せ書きも回ってくるんだけど、正直なところ『えー、書くことないし』私が辞める発表したら...恐怖でしかない!『あまり接点なかったよな』と思うスタッフへの寄せ書きってツライよね。悩みに悩んで『お疲れさまでした!』だけ書かれても心情察し。あぁ、これが今回私になるのか…と思うとゾッとする。いっそのこと顔文字だけで表現する寄せ書きにしてくれないかな。…\(^o^)/…コレで埋まっちゃても悲しいけど〜

 

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でも、視界はクリア。笑顔の推しとはサラバ。