武器を捨てる時まで後7回
『タツマキくるかな〜』とわくわくしていた次男がいってらっしゃいの投げキッス。そのわけは留守番。休校になった嬉しさを本の間に顔を挟ませ歓喜を表現する長男はハリポタ見れるから。おいしい牛乳パスして玄関に背を向ける。
いってきます。
残すところ、後数回。美容師としての仕事。『自分を出し難い。遣り甲斐があるだけに私も惜しいです』と、信頼あるスタッフにお伝えした。職人気質だねとはあったが、美容師ってふしぎ。生身の人間相手にするから職人気質が仇になることも。人の気持ちまでも切る仕事でしたよ。良くも悪くも。今日はお客様に拍手して頂いた(๑˃̵ᴗ˂̵)ロングをツーブロックアシメソフモヒにイメチェンして。かなりかっこいいし似合ってた。ハサミを置くとなれば、私にもはや武器などないのだ。武器(ハサミ)を持たない世界に飛び込みいったい何を見るつもりなのか。
一旦、その武器を捨てるとき。捨てないと掴めないものがある。
にしても。
憂色はもうすぐ変わるはず。さぁ、手の平を..どこにかざそうか。太陽はまだ眩しすぎて私には無理。 ホットミルクにインスタントコーヒー入れて蜂蜜少しに出来上がったカフェオレ。心休まれば、武器を持たずに素手で戦おうではないか!