わめくねごともじ

美容師辞めたいから辞めたへ。過去を棚卸し、空をアウトプットして私を絞り切るブログ。何か見えてくるかな?

ポッカリ空いた穴には眠ってる顔を思い出して

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眠っている顔が好きです。

写真は知らない人。ヨットハーバーにて。

覗き込めない代わりにパチリと。すみません。盗撮?#sleeping ありがとうございます。

素敵すぎました。

 

本人だと特定されない距離感でいつも盗撮?です。

 

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一眼レフで海を撮る後ろ姿をパチリ。

#カメラ男子 ありがとうございます。

風趣に迷った海にも見えます。だってこの背後にはiPhoneかまえた私がいるんだから。主張しすぎてないこの海、だんまり貫き通すも..身構えたでしょうに、海。

 

撮られていることに気付いていない人は何とも魅力的。意識がないのだから。だから #自撮り は可愛いともカッコいいとも思えない。それどころかその前後を想像してしまい..

 

 

 j-waveが聞きたさに車に乗るようになった。

 j-waveから流れる音楽が好き。

これ誰だろう?

この声...?

誰でもいいや。誰だか分からないまま聞く音楽って心拍数あがる。

 

 

隣の人。インスタで見る顔。知らない人だ。

知らない人なのに繋がっていた過去。

不思議で空白の数年、10年、20年...

思い出したこともあるかないかの中、ふと脳裏に浮かび出したらフィーバーフィードバックブギーバック。なんだそれ。過去は美化される?

いや、そーいう域ではないのだ。

知っていた人が友達が知らない人になってまた知ることになる巡り。

 

そんな中に今、住んでいます。

全てのはじまりはfishmans佐藤伸治

佐藤くんに会いに行ってから私の頭上、空中キャンプがはじまりましたみたいな。

 

最近は、静かな顔が一番カッコいいと思ってるダサいやつかもしれない。でも静かな顔を教えてくれたのは佐藤くんなんだな。

 

 

 

 静かな顔して、

眠ってる顔を思い出すんだ。

ポッカリ空いた穴に砂時計がサラサラ流れてくように。

 

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フェイスブックに今更登録をしたら20年ぶりの友人がおっさんになっていたのだけど..

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ゾロゾロ出てくる『知り合いかも』。。

知り合いじゃない人も『知り合いかも』になるんだね?

 

 

【今更フェイスブックに登録した理由】

誰かと繋がりたい訳ではなくて、どうしても見たい人がいたから。

 

子供つながり、お母さんの知り合い。

腰近くまであるまとまりのない黒毛に網タイツや肩出し?スタイルで現れることもしばし。

(黒毛って書くと黒毛和牛思い出すなぁ)

メイクはアイラインが『逆への字』でヨーロッパやイスラム圏のカイゼル髭になっている!

本人は美人セレブオーラを発しているのだろうが、周りのお母さん達はコソコソ。何か変わった人だーと、カイゼル髭アイラインをみれば分かっていた。また、ネットに掲載していた経歴を見たところお嬢様育ちらしい。

 

インスタを見ると見事なまでの『自撮り』そして『おうちごはん』どっちともヤバすぎて驚愕。

『自撮り』は別人。通常、酒灼けした顔が美肌に...

『おうちごはん』のインスタ映えないのは狙いなのか..牛丼かと思ったらコーンフレーク、ハンペンかと思えばパンケーキ、焼き魚に星のスタンプ、夏のお弁当に紅葉が..、唐揚げの脇には必ずカットしたオレンジ(味がうつっちゃうやつ)

そこレモンじゃなくて?

ハッシュタグ

#かわいいね

#美人さん

#サラサラヘア

只者ではない! 決して若くはないので。

 

突っ込みどころ満載のインスタに驚愕していたら..

フェイスブックの方がヤバいから見てみな」とママ友から。

 

えっ⁉︎マジ。登録するしか!

 

と、現在です。

カイゼルママのフェイスブックのヤバさから一回 休憩休憩!と自分の『知り合いかも』に流れました。

(カイゼルママのフェイスブックの写真はAV女優みたいでヤバかった!)

 

 

 出てくる出てくる久しぶりな過去の人達。

「えー、〇〇結婚したんだ」

「ぎょ。この人、こんな風に生きてるんだ⁈」

「ついに独立(美容室)したのね」

...

...

人の過去を覗きこむのはこわいけどおもしろい。

...

 

...

 

...

 

 

 まさかの。

【20年ぶりの友人がおっさんになっていた】

 です。

 

『知り合いかも』の『友達かも』の何だが分からないが、

 

「 △〇‼︎ めっちゃおっさんじゃん!」

 

とショック。こんなにおっさんになるか⁈

お前もな!と突っ込みながら△〇のおじさんを受け入れていくことに..なるのだが。

可愛かった△〇。△〇は私が好きだった?とかいう時の20年前を思い出してしまった。仲の良い友達だったような。ただ途中から地元一小悪魔美人と付き合うことになり私も周りも距離を置いていったんだっけ。『付き合う前にはエイズ検査を受けさせる』彼女。

 

 

ここまでは記憶。

 

 

タイムリープとかタイムトラベルとかタイムマシンに乗っかって。

 

(先日そんなブログ書いた)

 

 

△○のフェイスブックから分かったこと。

⚫︎結婚していないっぽい

⚫︎カイロプラクティックの先生である

⚫︎サーフィンしてる

⚫︎ヨガしてる

⚫︎スケートボードしてる(上手い)

好意的なラインである。

 

 

ふーん。

自分を生きてるんだな。

ちょっとカッコいいな。

 

 

 

私はインスタをやっているので、何気なく 地元のサーフィン画像やスケートの写真を見ていた。

 

 

「あれっ⁈うそ⁈△○じゃない⁈」

ヨガで逆さまのポーズをしている△○だった。たまたま見つけてしまったのだ。私は勢いにまかせて、

【△○だよね⁈】とコメント。

返信がない代わりに?いくつかの【いいね!】その後【フォロー中】になる。

 

 

この辺から、

記憶、妄想に変わるー

 

 

△〇の生きかた..地元で生き続けたコト..

あの時、私たちって何を思ってたと思う?

今、何が変わって何が変わってないんだと思う?

 

 

 ...

何かを心にしまって生き続けることを選んでる人もいるのだ。目線を自分に置き換えてはいけない。

 

直接的なコメントのやり取りはまだしてないものの。

 

なんだかなぁ、最近。

19年間の時を経て佐藤くんのお墓に行ってから私の頭上では何かが回り出してる。

 

 

気のせいなのか。

気のせいではないのか。

 

 

人生って

私と時と誰か

誰かと時と私が

空中散歩してるみたいだ。

 

 

ぐるぐるにこんがらかったベッドルームのためにー

 

寝ます。

 

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普通を生きにくい生き方してきても普通を生きることをあきらめたくない

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 今まで言えてないこと。

棚卸してみます。

 

insta。今年、7年ぶり位にスノーボードした。足腰の感覚忘れていなかったという奇跡ショット。左膝前十字靭帯断裂しているので鉄板入り特注品を装具として滑走です。ボードは忘れても装具は忘れてはならぬというほど必需品。どうにか生き抜いてくれた左膝に感謝(驚)

 

雪山篭りでスノーボード

美容師と雪山篭りを繰り返してきた20代でした。

結婚、出産から現在。

今でこそ想像力だいじだよねぇ、、とか言ってる人が想像力も計画性もなければお金もなく飛行機乗って雪山生活を半年。帰国して美容師に戻るも雪山なしでは生きてけないよー‼︎って雪山リターンというスタイル。最終的にはブッ飛んだエアで半月板切除・前十字靭帯断裂しちゃって。それでも装具つけて無理やり滑っちゃって(インストラクター業で)もっと悪化か、下界で手術という結果。今でも不完全な左膝とお付き合いしながら生活しています。

 

 

この前、風呂場で滑って前十字靭帯辺りハズレて?ヤバかったー(冷や汗)松葉杖がないから長男の竹刀を松葉杖代わりに借りた。笑

 

 

後悔とかーやり場のない気持ちを抱えたまま 結婚と出産を覚悟で迎えたような気がする。普通を生きるってけっこうな覚悟が必要だな!って。子育てや家事、家族と生きてく覚悟。周りを見ればみんながやれているようなことが私にはとんでも無くハードルが高いものだった。普通のことが何でこんなにも苦なんだろうと思いながら生活してたこともある。それでも、普通を生きるって幸せを知ることなんだなって 今現在やっとな入り口付近にいる。

 

普通をきちんと生きている人に備わっている忍耐強さ忍耐力に人間の生き方を教わった気がする。

黙々と働ける人、好きなことと仕事は別と割り切れる人、フラットな精神でいれる人。何が正解ってわけじゃないけど強くなりたいなーっていうのは根底に。

だからこそ過去の武勇伝を語るほど恥ずかしいものはないと思ってた。

でも自分を棚下ろすのに雪山なしでは棚下ろせないとこうして、です。

 

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ではまた=^x^=

 

 

 

 

人間関係に断捨離をしてもまた巡って戻ってくる

そんなに繋がる必要はないと思っていて。

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「なんで急に繋がらなくなったの?」

と言われた。意図したわけじゃない。

あの人やこの人、あんな人にこんな人たちまでそんなに大切にしていくものなのかと思う。抱えきれません。半径3メートル以内の人たちだけで手一杯。

縁を切ったとかそんなんじゃなくて。

 

結婚したら男友達と付き合い続けるなんて変な誤解が生まれそうで嫌だったし。たまたま会ったら雑談すればいいこと。

生活スタイルが変わってきた子と「また遊ぼうね」なんて言えない。それぞれを生活してまたどっかで会ったらその時ねと。

子供を留守番させてまで夜な夜な飲み会は私にはできない。飲みたいやつは飲めばいいし家で子供とドラえもん見たいやつは見てればいいってだけ。

みんなが居なきゃ生きてけないと思えば繋がってけばいい。

 

でも、仲良く笑い合うことが、連絡を取り合うことが、必ずしも繋がっているということではない。

 

目的を持たずコーヒーを飲みながら、読書する女子を横目に空気を眺めながら、20年前を思い出すこともある。あいつら生きてんだな..私も生きよと。冷めたコーヒーを飲み干して分かることもある。

 

大人になった私たちはまたどこかで顔を合わせればタイムマシーンひとっとび。

 

断捨離しても自分にやっぱり必要なヒトコトモノはやがて巡り巡って自分の前にあらわれるみたいな。

 

だから今は静かに暮らそう。

それは寂しいことではない。

 

寂しいことだとしても笑い顔より静かな顔してる方が今っぽいかな。なんだそれ。

 

さぁ、帰るか。

期待されてないことほど楽なことはない

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「期待されてないって楽だよ。何でもやっちゃえばいいわけ」

 

なぬ?認めない?期待されてると思ってるの?

 

「いやいや、あなた人数合わせのための選抜。期待されての選抜じゃないよ」

 

え?泣きそう?いやいや認めなきゃ。

 

「下手なのアナタは。そこ認めない限り前には進めないよ」

 

あれ?泣いちゃった?イヤ。だって下手じゃん。

 

「勝ちたいって言ってたから..でも。勝つことは後からいくらでもできるから」

 

うぅ。ムリムリ。今勝つイマカツとかー。今、君にはムリだよ!

 

「上手くなりたい?そこは下手のままでいーから」

 

ん?何言ってんだって?

 

「上手い。ってことは重要じゃない。まずは下手を認めて。とにかく認めることから始まるから。それやれば来週にはアナタ変わってるから」

 

へ?何が変わるかって?

 

「今より強くなってるかも」

 

「ほんのちょっとの強さに変わってるよ!」

 

上手くなるより強くなるほうがいいと思うよ。

上手くなってしまうとなかなか負けを認められない。

強くなれば負けることを怖れないでいけると思う。

 

ちょっと難しいかな子供には。アスリートになるわけでもないもんね。うちの子供、普通の小学生。

 

 

「期待されてないって本当に自由。

期待されはじめちゃったら自由なんかないよ。

あーしろこーしろあの技はダメこの技はこのタイミングで..

期待されていないアナタには、あぁ、アイツのミス..仕方ないか..!まいっか!って先生言うから。何でもやっちゃえばいーわけ。そこでまさかの一本決めたりなんかしたら響めき起きたりしてね。というわけで、お得なんです」

 

その条件は下手であることを認めて。

そうすると、心に隙間ができて吸収できるようになるから。自分、上手い・強いと思ってると何にも入ってこないよ。

 

 

 

 

 

....

子供の習い事においての。トーク

信頼関係あってこそだけど結構ひどいこと言う。

わたし母親。

その甲斐あってか?インプットとアウトプットのバランスができるようになってきたようだ。

ほんのちょっと。

ほんのちょっとの積み重ねが世界を変えるってことも。

 ....

 

 

 

 

何でもアリ。自由をあらわしはじめた長男でしょうか。新しい技?動き?の練習をはじめた。でもなんかおかしいぞ。

「それ何?そんな動きないでしょ。その縦に伸びるジャンプなんなん?」と私が確認すれば、

 

「ハンパない大迫選手!ゴールのときのマネ」と小5の長男が言うではないですか!

あの名シーンが脳裏に浮かぶ。確かに凄かったー!

「僕、変わってきたでしょ。何でもアリってお母さん言ってたしね」

うんうん言ってた言ってた。

長男もやがて..プロサッカー選手に..

 

 

って。アンタ!

 

 

その動きいらないだろ。剣道なんだから。

長男が習っているのは剣道ですよ。

 

子供に教えるって難しいね。

愛すべきトンチンカンとします。

 

 

不機嫌の吸引力が疲労の原因

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ぎらぎら。

不機嫌、吸い取ります。

 

 

人の機嫌を敏感に察知してしまうことは分かってました。

 

 

人の負を吸い取ってしまう。

んー。気にしないで生きたい。

 

 

 

 

 

美容師の頃。

 

スタッフが後輩に注意している。注意というか怒っている。怒りは次第にエスカレート、くるまったティッシュペーパーを投げつける始末。の割に後輩はヘラヘラしている。なんだろぅなぁ..?私がイライラしてきた。なんでそんなに怒るの?と横目は待ち合いにいるお客様の小さな怒りを察知。

 

「あのお客様。脚、組み出したし様子がちょっと..すぐに席通して」レセプションに伝えると不思議顔でナンデ?とスルー。怒りが小さなうちに対処したほうがいいんだってぇと...5分経過。足を組むという行為は気が大きくなってきた証拠。...7分経過。

 

お客様の下目使いはイラつきはじめ。

 

「ちょ。腕も組み出したから早くご案内して」はい、なんでですかぁ?ちょっと忙しくてぇまだ5分しかお待たせしてないから大丈夫ですよぉ。のおっとりレセプション。..5分どころか10分経過。怒りを組み出した腕でブロックしているのだ。

 

最終的にお客様は背筋をピンと張り出した。姿勢を正したのではない。自分をアピールしはじめたのだ。

 

ペコちゃん顔きたよ。ベロが出たよぉの瞬間、『MUGO・ん..色っぽい』を思わせる茶髪ロングヘアをかきあげる。♪言いたいことならどれくらいあるかわからなくあふれてる♪と私の心でなぜか流れる工藤静香。そんな歌知らねぇよって言われるよね。そんな私の心を知ってか知らずに..

 

すくっと立ち上がるお客様。中指で弾かせるロングヘアが揺れた。

 

マダァー⁈

ずっと待ってるんだけドォー⁉︎

 

がね、くるよくるよ。きっとくる‼︎ 担当しているお客様を待たせ、その呼吸にわたしダイブ。

 

「〇〇様ー!大変お待たせいたしましたぁ」

 

間に合ったー。

苦虫を噛みしめ眉間に何十ものシワを寄せ言い返すことなんてできないであろう老婆と化する私。

「あっ..はい」と老婆に圧倒される工藤静香似ギャル風ママ。その瞳に一瞬でも小汚い風美容師が映ればほら「可哀想」が心に湧くもの。相手は言葉を失うのだ。中腰の私は続く。

 

「お時間大丈夫ですか?」

 

「いやっ、大丈夫じゃないしっ..」

 

♪言いたいことならあなたには..あとからあとからあふれてる 私意外とおしゃべりだわ

 

このタイプ。このタイプに大丈夫ですか?なんて聞いちゃいけなかったんだって私。何かを思っての含み顔、腕は組みっぱなしの身体がイライラを表す工藤静香似ギャル風ママに私は言った。

 

「〇〇様の貴重なお時間を奪ってしまい申し訳ございません。今すぐご案内いたします」

 

 中腰の老婆は任務をやり遂げたとばかりにお客様のお荷物をお預かりし他のスタッフへと。ふぅ、大丈夫かな。いや、もうひと仕事だ。

 

「このバッグ。かわいーですね!センス良過ぎです」

 

産まれたてのヒヨコを抱えるようにお客様の手荷物に感想を入れてみたり。その後は他のスタッフの手により倒されるまで(シャンプー台)雑談...

 

わたし、トイレへ消えた。

 

というか逃げた。

負を完全に吸い取った鏡の中の私。いや、老婆だよぉ。これで美容師とか名乗れない。トイレを後に 笑顔・ポジティブ再開。

 

......数時間後。

 

工藤静香似ギャル風ママとお会計時に居合わせた私。

 

あっ..微笑まれたー (^ ^)

 

♪目と目で通じ合う

 

そんな感じ、確かに色っぽい人。笑み返し。退店時、めっちゃご機嫌じゃないですか工藤静香

 

スタッフに、「〇〇さんが声かけしてくれたおかげでご機嫌になってくれたみたいですー」

 

って。なんでアナタそんなにおっとりで空気読まないの?まじ憧れるよ。

 

 

はっ。疲れた。 疲れたよー。

 

帰宅したら私、不機嫌ですよ。なんだろコレ?不機嫌もらってきたみたいな。

 

いらいらいらいら。

イライライライラ。

 

 

 

疲労が滲み出る老婆から不機嫌を撒き散らす鬼ばばへと..

 

「さっさと寝ろっ‼︎」

 

ザワつく子供部屋が一瞬で静まりかえるのでした。子供に八つ当たりが一番ダメなやつ。それ。

 

 

 

 

わたし。

接客業辞めてよかったんだと思う。キャパオーバーを認めたんだ。人間の負のオーラを間近で感じやすいし、髪の毛を触るということはその人の温度がもろに伝達される。触られる方も気を許して それがやがて 何でも許して になることも。不機嫌を吸い取ることは接客業としては当たり前だけど、ダイソン並みの吸引力半端ない人にとってはつらい。掃除機のゴミ、溜めちゃうダイブだもんな私。毎回必ず捨てなさい!と自分に。接客業辞めてしばらくしたら人間付き合いが広がってったのも事実。これはまた別の機会に..

 

退屈をおかしいほどに生きる意味

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 ≪死ぬ程楽しい毎日なんてまっぴらゴメンだよ≫

 

 

 楽しく生きよ。太陽を浴びて明るい自分になろ。

そうでなければ罪悪感を抱いてしまう日常と真逆をうたう佐藤くんはいつもそこにいた。

 

 

私たちは【退屈】を嫌い、【退屈】と仲良くなれないでいる。

 

 

【何もない】特異性をfishmans佐藤伸治は【ずっと前】のずっと前から知っていた。

人間の心の本質を、

≪トトン トトン トトン あー元気ですかぁ〜?≫

と孤独をノックし続けて、

 

≪ある意味そんなもんで ある意味ひとりぼっちなものなんだよ≫

と言いました。

 

 

いやぁでも..孤独はあまりよくないものです。

とやけにハッピーな人が言っているのが聞こえる。

 

「だって、さみしい人になんかなりたくないでしょ⁈」って言う。

 

 

さみしい人なんかは悪い人なのでしょうか?

 

 

 

≪リアルであるってことが一番カッコいい≫

佐藤くんだからこその言葉。嘘をつかないってことかな。さみしい人はとことんさみしくいればいいし、ハッピーな人はハッピーでいればいいさ。かっこ悪い人もまたとことんかっこ悪く。

 

 

 

でも、ふつーの人間は..

自分をよく見せようと言い訳や小さなウソをつく。

私もしかり。

 

 

 

【退屈】はみんなより遅れを取ってしまうとハッと我にかえり書籍を開いてみたり。何の遅れだというのか。

何もできない自分、かっこ悪い自分を隠す。隠したらいいもんが見つかるものなのか。

何もなければ何かをもとめて歩き出す。探して探して。探すより落ちてるもの拾った方がいいのにね。

毎日が笑顔でいられたら素敵とは思ってなくとも要求される。

な、なんて息苦しいの。

ポジティブの怨念を晴らすべく私としては、ポジティブを技術として習得するほかなかった。あらかじめ準備はしてあるポジティブを使い分ける。

 

 

気づいたら私は疲れた人になっていたー

 

 

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≪ 見回せば何にもない≫

 

何もないことに何かがあると思いはじめたきっかけ。そう思うまで長い時間を要しました。意味なんかないことに意味があるのだと想うのは、佐藤くんがその景色のずっと向こう側にミライの手がかりを見つけたからだ。

 

向こう側に渡ってしまった佐藤くん。

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 昔も今もこれからも体内遊泳し続けるfishmans

 

 

 

とこんな時に違う人が教えてくれるのは、

ナンバーガール向井秀徳の歌詞であります。

≪記憶・妄想に変わる≫

記憶がね、いつしか妄想に変わってることもあるかもしれない。美化していることもねきっと。それでも佐藤くんは、何てきれいな人なんだろうって思っちゃうよ。きれいなまま居っちゃった。

≪気づいたら俺はなんとなく夏だった‼︎≫

気づいたら私はなんとなく生きていた‼︎とそんな感じでもあります。

その根底には、私の体内を血液と共に巡り出すfishmans佐藤伸治が19年..居るんだなぁ。

(佐藤伸治向井秀徳。相反する価値にみえて共存を感じてしまうことアリ)

 

 

 

今なら会いにいける。

そう思えるまで19年かかった訳を..

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≪あと10年たったらなんでもできそうな気がするって でもそんなのやっぱりウソさ≫

いや、ウソだ。10年もあればできるはずだと、ちょっとだけ佐藤くんを疑った歌詞です。

だからまぁ、ちょっとだけ10年待ってください。

色々あったりなかったり、忙しいふりして自分を頑張ったり頑張らなかったりして生きてましたみたいな。で、何もできないまま10年たってしまった。

≪やっぱり何も出来ないよ≫

と佐藤くんがいうように認めればよかったのに、あと1年2年3年..9年たってまで何かできるはずと..思って19年経過。ここ4、5年の間、佐藤くんの命日である3月15日は仕事を休みにしていた。でも踏ん切りつかなくて。佐藤くんが向こう側に居って19年目にね、やっとやっと、やっと何もないことに気づいたんだ。そしてお待たせ。来ました佐藤くん。関東地方は大雨。何も持たずに佐藤くんの丘へ。私の地元なんだ実は【感謝(驚)】‼︎

 

近くて遠かった。

リトライで青紫と白の花を左手に。お線香の匂いが空の向こう側まで届く。

意味なんかないんだここにいること。

涙は不思議ね、出ないね、もういいんだと。

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 意味なんかない意味がここにある。

帰宅時、亀がノコノコ現れて固まった私。迷路に仕立て上げられたアスファルト上をタイヤが彷徨うトラップはサトちゃんのいたずらでしょうか。

 

 

fishmans佐藤伸治はこう。

≪気づいてみたら さみしい人だった≫

さみしい人ならどこまでもさみしい人でいることがカッコいいと言うよね。

さみしい人を呼んで。

みっともない人を呼んで。

カッコ悪い人も呼んで。

疲れた人を呼んで。

新しい人がたくさん居て、それでいい。

リアルに生きましょ。

風にのっかってね、風にのっかってね。

紙ひこうきを飛ばし続けることもあるさ。

窓は開けておくよ。

 

 

 ドアの外で思ったんだ。

 私は退屈な人になっていたと。

 

 

 

トトン トトン トトンとさみしげな音をたてて。

 

 

それは、とても

 

 

 

 

≪何だか夢のあることだと信じてます≫

 

 

 

 

                                                           

                              we are fish‼︎‼︎

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